体をきれいにする場面で使うことばです。清拭・洗髪・整容のように、意味が近くて取りちがえやすい用語が集まっているので、区別をはっきりさせておきましょう。

体をきれいにすることば

ことば 読み 意味
入浴介助 にゅうよくかいじょ お風呂に入ることを手伝うこと
清拭 せいしき お風呂に入れない人の体を、あたたかいタオルでふくこと
洗髪 せんぱつ かみの毛を洗うこと
部分浴 ぶぶんよく 手や足など、体の一部だけをお湯につけること
足浴 そくよく 足だけをお湯につけること
手浴 しゅよく 手だけをお湯につけること
シャワー浴 シャワーよく 湯船につからず、シャワーだけで洗うこと
陰部洗浄 いんぶせんじょう 陰部(性器・肛門のまわり)を洗うこと

注意: 清拭は体をふくこと、洗髪はかみを洗うことです。「清拭=かみを洗う」という選択肢が誤りとして出ます。

身だしなみのことば

ことば 読み 意味
整容 せいよう かみをとかす、ひげをそるなど、身だしなみを整えること
更衣 こうい 服をぬぐ・着ること
整髪 せいはつ かみを整えること
爪切り つめきり 爪を切ること
口腔ケア こうくうケア 口の中を清潔にすること

注意: 整容と更衣はちがいます。整容=身だしなみ、更衣=着がえ。これも入れかえて出題されます。

お湯・温度にかかわることば

ことば 読み 意味・目安
湯温 ゆおん お湯の温度。目安は39〜41℃
湯船 ゆぶね お湯をためるところ(浴槽)
浴槽 よくそう 湯船のこと
脱衣室 だついしつ 服をぬぐ部屋
ヒートショック — 急な温度差で血圧が変化し、体に負担がかかること

覚えるポイント: シャワーのお湯は、まず介助者が自分の手で温度をたしかめてから、**足元(心臓から遠いところ)**からゆっくりかけます。いきなり体の中心にかけると、体がびっくりします。

皮膚にかかわることば

ことば 読み 意味
保湿 ほしつ 肌がかわかないようにすること
乾燥 かんそう かわくこと
褥瘡 じょくそう 床ずれ。長く圧がかかってできる傷
発赤 ほっせき 皮膚が赤くなること
かゆみ — —

高齢者の皮膚はうすく、あぶらが少ないため乾燥しやすいです。熱すぎるお湯や強くこすることはさけ、入浴後に保湿クリームをぬります。

入浴の前後にすること

覚える順番はこうです。

  1. 前: 体調(バイタルサイン)を確認する/湯温をたしかめる
  2. 中: 湯につかるのは5分くらいが目安(長湯はのぼせの原因)
  3. 後: 水分補給と保湿

食事のすぐあとや、体調が悪いときの入浴は避けます。

そのまま使える声かけの例

  • 「これからお風呂に入りましょう。お体のぐあいはいかがですか」
  • 「お湯の温度はいかがですか。熱くないですか」
  • 「足元からお湯をかけますね」
  • 「背中を流します。前に少したおれていただけますか」
  • 「お風呂のあとは、お水を飲みましょうね」

練習問題で確認する

→ 生活支援技術の練習問題 35問を解く / 介護のことばの練習問題 15問を解く

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