体の部位と症状のことばです。利用者の訴えを理解し、看護師に報告するために必要な範囲を集めました。介護日本語評価試験の「介護の文書」「介護の会話」に直結します。

体の部位

ことば 読み 意味
頭 あたま —
顔 かお —
首 くび —
肩 かた —
腕 うで —
肘 ひじ —
手首 てくび —
指 ゆび —
爪 つめ —
胸 むね —
背中 せなか —
腰 こし —
おなか — 腹部
腰痛 ようつう 腰の痛み
太もも ふともも —
ひざ — 膝
足首 あしくび —
かかと — 足の後ろ。褥瘡ができやすい場所
皮膚 ひふ 肌
関節 かんせつ 曲がるところ

褥瘡ができやすい場所として、仙骨部(せんこつぶ/おしりの中央)・かかと・肩甲骨(けんこうこつ)・耳が出題されます。

症状のことば

ことば 読み 意味
発熱 はつねつ 熱が出ること
微熱 びねつ 少し高い熱
悪寒 おかん ぞくぞくする寒け
めまい — 目が回る感じ
ふらつき — 体が安定しない
しびれ — 感覚がにぶい、ピリピリする
痛み いたみ —
かゆみ — —
はれ — ふくらむこと
発赤 ほっせき 皮膚が赤くなること
出血 しゅっけつ 血が出ること
傷 きず —
あざ — 打った跡の変色
嘔吐 おうと 吐くこと
吐き気 はきけ 吐きそうな感じ
咳 せき —
痰 たん —
息切れ いきぎれ 呼吸が苦しい
だるい — 体が重い、力が出ない
食欲不振 しょくよくふしん 食べたくない
不眠 ふみん 眠れないこと

状態を表すことば

ことば 読み 意味
バイタルサイン — 体温・脈拍・血圧・呼吸
体温 たいおん —
脈拍 みゃくはく 脈の打ち方
血圧 けつあつ —
呼吸 こきゅう 息をすること
意識 いしき はっきりしているか
顔色 かおいろ —
脱水 だっすい 体の水分が足りない
低栄養 ていえいよう 栄養が足りない
便秘 べんぴ 便が出にくい
下痢 げり ゆるい便
褥瘡 じょくそう 床ずれ

病気・状態のことば

ことば 読み 意味
認知症 にんちしょう —
脳卒中 のうそっちゅう 脳の血管の病気
片麻痺 かたまひ 体の左右どちらか半分が動きにくい
骨折 こっせつ 骨が折れること
骨粗しょう症 こつそしょうしょう 骨がもろくなる
誤嚥性肺炎 ごえんせいはいえん 誤嚥が原因の肺炎
熱中症 ねっちゅうしょう 暑さで起こる体調不良
感染症 かんせんしょう うつる病気
糖尿病 とうにょうびょう —
廃用症候群 はいようしょうこうぐん 動かないことで機能が低下
拘縮 こうしゅく 関節がかたくなる

利用者にたずねる言い方

体調を確認するときの、そのまま使える表現です。

日本語 使う場面
ご気分はいかがですか 全般
どこか痛いところはありますか 全般
ここ、痛いですか 場所を確認するとき
頭が痛いですか 症状を確認するとき
気持ち悪いですか 吐き気を確認するとき
眠れましたか 朝の声かけ
お通じはありましたか 排便の確認

「痛い」「かゆい」など、利用者が使うことばをそのまま記録に書くのが基本です。

看護師への報告の言い方

事実を、いつから、どのくらいの形で伝えます。

日本語 意味
〇〇さん、朝から微熱があります。体温は37度4分です 数値を必ず添える
昨夜から食欲が低下しています。夕食は3割でした 「いつから」「どのくらい」
左のかかとに発赤があります 部位を正確に
食事中にむせがありました 見たことをそのまま
ふらつきがあります。付きそいが必要です 必要な対応も伝える

言ってはいけない例: 「たぶん風邪だと思います」——診断は医療職の仕事です。介護職は気づいたことを伝えるだけにします。

練習問題で確認する

→ こころとからだのしくみ 20問 / 介護のことば 15問

関連: 介護のことば 対策 / バイタルサインと観察・報告 / 声かけ・記録のことば